横からの風で寒すぎる、サイドウォール欲しい!!
前幕を跳ね上げて焚火もしたい
どうもいがぐりです
この寒さでもキャンプが楽しい時期。薪ストキャンプでおこもりも楽しいですが、天気が良いときは焚火もしたい気持ち
前回動画で紹介したソロベースとタープの組合わせでは、ガチガチのおこもり仕様のため焚火は無理ですな
しかし焚火ができる手持ちのテントで前幕を跳ね上げると、ガチで横からの風が寒い
初秋くらいまでは耐えられたのですが、焚火で暖をとるような季節は特に腰痛にダメージが、、、
ソロベースも、VASTLANDツーリングテントも横方向ががら空き。ソロベースにいたっては座る位置は全く横方向守られていません
なのでソロベースexにはサイドウォールがついたのでしょう
横方向の守り、サイドウォール
当然、サイドウォールが欲しいのですが以外にも後付けの社外品みたいなのが売ってないようですね
ソロベースex販売されているので当然か、、、、
自作した方の動画など拝見しましたが、帆布買ってきて、採寸、切った、貼った、縫ったとかなりのDIY
かなりきっちりとソロベース(ノーマル)専用品に仕上げていました
自分もそういうモノづくりが好きなので真似しようかなと思ったのですが、下記の5点で自作はやめました
- 帆布生地の金額がまぁまぁ安くはない、結局フロントウォールも欲しいので更に金額アップ
- 手縫いでは強度、出来に不安があるのでミシンが要るかも
- ただの帆布では撥水処理などない
- 専用サイズで自作すると、使いまわしできない(ソロベース、ツーリングテント)
- 使う時期が、うすら寒いけどおこもらない時期のみ
タープでどうにかしてみよう
ということで手持ちのタープを組み合わせてサイドウォールを作ってみました
以前の動画の最後の方で何となく試した組み合わせを使えるようにいろいろと手を加えます
とりあえず、出来上がりはこんな感じ
設営動画はこちら
一泊キャンプの様子はこちら
サイドウォールによって横方向の防御力が上がりなおかつ、焚火と薪スト両方が大丈夫
この日は昼間が相当暖かかったため、昼間は焚火を楽しみ、夕方から薪ストーブに切り替えました
設営手順
まず最初にこの張るり方は、ソロベースの跳ね上げた前幕にタープを載せイイ感じに固定するだけため、スタイリッシュキャンプを目指す方には不向きです
ソロベースのカッコよさを台無しにし、NOピン張り、NOおしゃれでも寒さに勝ちたい貧弱向けとなっております
ちなみにこの方法であれば同じような構造のテントで同じようなことができると思います
使用する物
- ソロベース
- 4m x 4mタープ(3m x 3mでもいけそうだけど持っていないので試せないです)
- タープ固定用にペグとかロープとか、クリップとか
まずは普通にソロベースを設営し、前幕を跳ね上げます
タープを三角に二つ折りにします。真ん中のループ3つは外側になるように
そして図のように三角形の長辺と前幕の先端を合わせて前幕の上に載せます
タープの45度の頂点が前幕の横に垂れ下がりサイドウォールになる感じ
4m x 4mタープの対角線長さなのでだいぶ布余りが、、、
90度の頂点はソロベース背後へ垂らす。後ろ側は長さは大丈夫ですが、縦シワができてしまいます
これはソロベースメインポールの先にタープが被さらないようにすると、内側に寄ってしまうためです
ポールエンドがあれば被せてもいいと思いますが手持ちは前幕ポールで使うので今回はシワシワのままにしましょう
前幕のポールにポールエンドを装着し
前幕を先端まで完全に覆うように、そして前幕センターのループとタープのど真ん中のループを接続
この横側のダルダルの布余りをいい感じにクリップでまとめます。残念ながらいい感じにペグ止めはできず、3m x 3mタープだとうまくいくかもしれません
こんな感じで折りたたんでクリップで固定、さらに前幕ポールを巻き込んでバサバサならないようにするとなお良し
後ろ側はガイロープでペグ打ち
取り外しがしやすいようにカラビナ付き
いい感じにまとめた姿がコレ
ダルダルはなくなりましたが、ピン張りはできず、後ろ側もシワシワ
TC素材のタープはかなり重さあがるため前幕がかなり沈んでしまうので、あえて前幕ポールにポールエンドを装着、ポールでタープの重さを支えることにしました
少し見た目は悪いですがサイドウォールの役割は果たせています
ソロベースの空間は活かされたままですのでいつも通りの設営も可能
焚火も薪ストも楽しめるハーフ&ハーフ設営の完成
このスタイルで一泊楽しみましたが問題ありませんでした
天気が一時、小雨と雪が入り混じるような感じでしたが大丈夫
ちなみに就寝時は、ソロベースの前幕の代わりに三角に折りたたんでいたタープを広げいい感じに固定することもできます
そのための前幕ポールエンドと、後ろ側のカラビナ固定でした。寝るときだけなので垂らしてきた前側は石で仮固定
出入りはソロベース横からでも、タープをめくってでも可能
薪ストだけ避けてしまえば設営したテーブル類はそのままなのでとても楽ですね
お昼は焚火飯、夜は薪スト飯、ダブルで贅沢冬キャンプを楽しめました