<登山26>初春の残雪、ズボ足登山 赤面山
今季最後の雪登山
どうも、いがぐりです
今回登る山は新うつくしま百名山58の赤面山
位置的に那須の茶臼岳あたりなので栃木の山かと思ってましたが、住所的に福島県の山でした
ガチ目の雪山は初ということで予定日前から天気確認と、念入りに登った方の情報を集め、ほぼ初心者でも行けると判断し決行
前日登った方のツボ足で行けましたという日記を信じ登ってきました。ズボ足登山になりましたけど
登りは雪でルートがわからなくなるため、慎重にYAMAPルート通り。しかしトレース無いうえにラッセル地獄
下りは前日のトレースに倣い、少し楽に下山できました
距離6.7Km
時間5.0h(休憩含む)
車を停めたの旧白河高原スキー場前の路肩。皆さんこちらに停めて登っているようでしたので
登山開始
駐車場所は上記のGoogeMapの通り、旧白河高原スキー場前の路肩
防風板の下からスキー場の廃屋が見えます。とくに進入禁止などではなく車が入れないだけの様です
廃屋横、左側を通りゲレンデ跡地から登山スタート
天気は晴天ですが、昨日登った方によると山中はまだまだ雪深いようですので、最初からチェーンスパイクとゲイター装備
雪が解けている場所
残っている場所
元ゲレンデのため、なかなかの勾配を登ります。雪はまだそんなに深くないので歩きやすい
かなり登っていくと何やら人工物が
リフト降り場の廃墟の様です。ゴンドラかな??
近くには降雪機??
辿ってきたトレースは廃リフト場から先も直進ですが、YAMAPルートだと右のようなので初心者は右へ進みます
スキーの滑り跡はありますが、トーレース無いため一苦労。少しだけラッセル気味に
またリフト乗り場の廃墟が現れます。こちらはまだリフト付き
ここからは本格的にラッセルラッセル
もちろん道は合っています。既に昨日の登山者のトレースに従えばよかったと後悔
ルートから外れますが、左右の一段高くなった場所のをうまく使って登り
かなり上まで登ってきました。呼吸がかなり荒くなるほど運動量がすごい
いとど地面があらわになりますが、さらに雪深くなって体力がどんどん奪われます
やっとこさゲレンデの上へと到着
そしてすぐに登山口の案内板
ここでやっと赤面山の登山開始の様です。もう見た目で雪が深い
雪深い中、ここから本格的にズボ足登山
穏やかな森の中を進みますが、たまに太もも辺りまでズッポリいきます
こんなに長時間、雪の中にいたのは人生初かもしれません
森を抜け、かなり急斜面を登っていきます
倣っているトレースはもしかしたら下山トレースかな??歩幅が異様に広い
振り返ると、登ってきた感がものすごい
少し進むとお隣の茶臼岳の方もよく見えます
あのあたりが山頂でしょうか。あと少し頑張ります
登り切ったら少しだけ尾根歩き。途中で腰まではまる失態を犯しました
赤面山、山頂到着です。爆風過ぎてとどまることはできませんでした
広がる圧巻の景色。春の雪解けによって山肌もあらわになりくっきりと山容が見て取れ、雄大な姿を独り占めです
山頂から続く尾根部分は雪解けの水分でかなりぬかるんでいました
こちらの岩陰で休憩し下山します。日差しがあり暖かそうな写真ですが実際は爆風で結構寒い
下山はすべてトレースをいただいたのでかなりスムーズ
人生初のガチ目の雪登山、残雪とはいえかなりハードなものでした
雪深いところでは終始、ツボ足ならぬズボ足
残雪でこうなのであれば、スノーシーズンは専用装備が必須ですね
来シーズンはスノーシューなどを用意し完全装備で挑んでみたいと思います